「AIに文章を整えてもらったら、意味まで少し変わっていた」。そんなミスを避けるには、文章を直す作業と、事実を確かめる作業を分けるのが有効です。ここでは練習用の案内文を使って、誰でも検査できる方法を紹介します。
1. 最初に「変えてはいけない情報」を抜き出す
以下は説明用に作った架空のイベント案内です。実在するイベントや募集情報ではありません。
「勉強会します。11月8日(日)10時からです。場所は会議室Bです。参加費0円で定員12名です。7日18時までに申し込んでください。」
文章を読みやすくする前に、日時・場所・参加費・定員・締切の5項目を控えます。今回なら「11月8日(日)10時」「会議室B」「0円」「12名」「11月7日18時」です。
「勉強会のご案内です。日時は11月8日(日)10時から、場所は会議室Bです。参加費は無料で、定員は12名です。参加をご希望の方は、11月7日18時までにお申し込みください。」
「参加費0円 → 無料」は意味を保っている一方、AIが「先着12名」「オンライン参加可」など元の文章にない条件を加えたら削除します。元の文章にない事実を補わないことが基本です。
2. AIに伝える文章を固定する
次の案内文を、初めて読む人にも分かるやさしい日本語に整えてください。
①日時・数字・場所・料金・申込期限は一切変更しない。
②原文にない条件や効果を追加しない。
③見出しと本文に整理する。
④変更した箇所と理由を最後に一覧にする。
⑤判断できない箇所は推測せず「要確認」と書く。
【ここに自分の文章を貼る】
勤務先の資料や顧客の連絡先、未発表の情報などは入力しないでください。練習には自分で作った架空の文章を使うのがおすすめです。
3. 公開する前の6項目
- 数字:日付・金額・数量が原文と一致しているか。
- 条件:対象者・期限・参加方法などの条件が増減していないか。
- 名前:商品名・会場名・固有名詞が変わっていないか。
- 誤解:「必ず」「全員」など、言い切りが増えていないか。
- 読みやすさ:スマホで短い段落になっているか。
- 最終確認:事実について、AIの返答ではなく元の資料と照合したか。
検査で間違いが見つかったら、その部分だけ直し、修正後に再び数字と条件を確認します。文章全体を何度も生成し直すと、別の箇所に新しい誤りが入り込むことがあります。
本ページは練習用の手順です。AIサービスの無料枠や商用利用条件は、それぞれの公式案内をご確認ください。
